よみのよみもの

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コナン 紺青の拳 感想 (ネタバレなし)

一応ネタバレなしで書いたつもりだが注意して読んで

 

 

 

 

 

 

 

ネタバレなしなので良かった点と悪かった点だけ書こうと思う

 

 

良かった点

OP

コナンのOPは映画ごとに違うことで有名だが、今回の件OPも良かった。俺は五番目に好き(微妙な順位だな)

 

作画

作画は過去最高に良かったと思う。ラストの作画はマジでかっこいいので全人類に見てほしい。

 

キャラクター

コナンの大事な2つの要素の内の1つ。どの原作キャラも株を下げることなく、かっこよかったり可愛かったりした。園子ええやんと初めて思った。

あとコナンとキッドの絡みが好きな人にとっては悶絶するシーンが多数あった。

 

小ネタ多数

コナンファンならニヤリとしてしまうシーンが結構あった

 

博士の問題

いつも激ムズ問題なのだが、今回はナーフされていた。

 

 

 

悪かった点

 

ミステリー

コナンの大事な2つの要素の内のもう一つ。コナンのミステリー展開には3つほど種類(黒の組織は例外)あるのだが、一番面白くないやつが来た。実際、上映後、犯人わかったみたいな声が多く聞こえ(ここ2年はなかった)、ミステリーとしては拙い物を感じた。

あと展開上仕方ないとはいえ、映画が始まってから原作キャラが映るまでの時間が長すぎた。長いこと知らんキャラを見せられて別映画のように見えてきた。

ここ最近のストーリーが面白かった3作品とはかけ離れており、ストーリーだけ見れば業火の向日葵と同レベルだと自分は思う。(業火の向日葵はキャラクターの掘り下げもクソなのでクソ)。

 

 

キッドか京極さんどっちかで良かった

これは個人の感想なのだけど、『キッド別にいらんかったやん』と思った。京極さんと園子のラブロマンス的な展開(紅の恋歌の平次や和葉みたいな)にすれば良かったのに、キッドが入ってきたせいでキッドに時間を奪われ、京極さんと園子の掘り下げがもう少し欲しかったという感想を持った。原作屈指の人気回である怪盗キッドvs京極 の映画版にしたかったのだろうが、俺はキッドvsコナンか京極さんと園子のラブロマンスみたいなのが見たかったなあ。(キッドとつるんでるコナンが自分はあまり好きではない)

 

 

 

総評

個々のシーンは面白い。が盛り上がりに欠けると感じた(京極さんはめちゃくちゃかっこいいけど)。

ポケモンでいうとゼロの執行人が積み構築、安室で全抜きするのだとすると紺青の拳はキッド京極などキャラ個々の力で戦う対面構築。

多分コナンのキャラ好きにはめちゃくちゃ評価いいとは思うがミステリーが結構好きな人はあんまり評価はよくないと思う。

個々のシーンは普通に過去1位かそれぐらい面白いし(主に京極さんのせい)、お約束のいやそうはならんやろのシーンもちゃんとあったので一度は映画館に足を運んでもらいたい作品