ニダンギル単体考察
↓双剣でカッコいい
☆始めに
7世代→8世代にかけてポケモンで初めて種族値が下がったポケモンがいる。
それは…
ギルガルドである。
7世代まではシールド状態がBD150、ブレード状態だとAC150であったが、それぞれ10低下し140となった。
これが結構大きく、ギルガルドというポケモンはギリギリで耐えてギリギリ落とせる攻撃を放つポケモンだったが微妙に足りない耐久と微妙に足りない火力のポケモンになった。またダイマックスと相性が悪く、キンシをダイマックス技が貫通してくる、ダイマックスしたらキンシ撃てない、そもそもキンシもナーフ食らってる、など以前の世代程強くなくなった。
その背後で相対的に評価が上がったポケモンがいる。それは冒頭であげたニダンギルである。
種族値を見てみると
ギルガルド:60-50-140-50-140-60
ニダンギル:59-110-150-45-49-35
なぜかニダンギルの方が防御は高いというおかしな事態が起きているので輝石を持たせる前ですら防御方向はニダンギルの方が高い(??????)
特攻は物理型にすれば関係なく素早さは67族より下は結構どうでもいいので、攻撃が低い特防が低い点だけがギルガルドより、弱い点である。しかしギルガルドは攻撃した後キンシを押さないと耐久が無い点を考えるとそれほど火力は変わらないと考えられる。
○使用法
種族値などを見るに輝石を持たせて物理受けにするのがまるい
○他の物理受けとの差別化
物理受けなら8世代初期に大流行りしたナットレイやドヒドイデ、今環境に一定数存在するドサイドンが存在する。
このポケモンとの違いは先制技の有無だ。
先制技は耐久型の低い素早さを補ってくれるものであり、ニダンギルが持つかげうちはまあまあ火力ある(火力指数10680ミミッキュの珠かげうち11076)。
またドラパルトやミミッキュなどのポケモンが多く存在するゴースト環境なのでかげうちの通りも非常に良い。
ドヒドイデのように回復技を持たないが受けるだけではなく、受けつつ攻めることで敵のポケモンを倒すことができる。このポケモンはサイクルというよりは対面ぽいポケモンなのだ(7世代の対面構築のランドロスみたいな感じ)
☆ニダンギル育成論例
H188-A236-D84
実数値
158-176-255-×-120-36
実質種族値
59-110-235-×-89-35(合計528+×)
かげうち/ジャイロ/せいなるつるぎ/剣の舞
○耐久調整
HB珠ドラパルトのダイホロウ耐え
HDサザンドラの悪波最高乱数以外耐え
○かげうち
この技入れないとこいつ使う意味がない
○ジャイロ
シャドクロじゃないのはシャドクロじゃ破ったパルシェンなどに対して火力足りないため
剣の舞積めばアーマーガアに対して下からせいなるつるぎ連打で倒せる。インファだとアーマーガアに弱くなるがジャイロをシャドクロに変えることができる。
○剣の舞
ダイウォール用であり積み技
○勝てるポケモン
ダイマックス切っていない多くの物理アタッカー(エースバーンは無理)
○無理なポケモン
受けポケモン(火力がそこまでない)
特殊アタッカー(耐久が足りない)
☆相性のいいポケモン
○ホルード
かげうち+ホルードの攻撃で落ちるポケモンが数多く存在し相性が良い。またゴースト技をすかす、格闘技をすかすなどお互いの弱点を補っている。
実質サザンガルド、ニダンギルが無理な受け軸を悪巧みで突破可能。
ニダンギルの苦手な特殊攻撃を受けてくれる。
役割集中ギルガルド。襷を持つことでギルガルドやニダンギルがきついポケモンを強引に突破できる。なんか知らんけど普通に強い。
☆レンタルパーティー
適当に使ってもまあまあ強かった構築。2桁は多分きついけど3桁なら何も考えなくてもいける。エースバーンは気合い