コロナ禍で8月から就活をした話
長いです。
タイトル通り、就職氷河期が来ると言われてるこのご時世に8月から就活をした話。
○始めに
事の始まりは8月前半
院進しようと思ってたが、試験を受けてみて院進向いてねえと感じ院試を全てキャンセル。(10万円の損害、安倍ちゃんごめんね)
と、いうことで院進しないなら就職になる。親のつてで就職場所はあったがこれで終わっていいのかと考える。
某さかなな「エアプ良くないから就活した」
よし就活しよう!
やはりエアプは良くない。就活はすべき。
○環境調査
しかしこの世はコロナ禍で不景気と言われている。就活は3月ぐらいに始まるらしいしこんな状況で就職場所はあるのだろうか………………
普通にあった
どうやらコロナの影響で選考が遅れてるらしい。運だけマン。
○業界選び
やりたい業界があるならそこに、無いならコロナで影響を受けなかった業界を選ぶ。コロナで影響を受けなかった業界は基本的にステイホームで理を得た業界(ゲーム業界など)や人の暮らしになくてはならない業界であり、狙い目としては後者。倒産しづらいし他にも応用が効くためである。後者の業界はどんなのがあるかは君の目で確かめてくれ!(ファミ○)
ということで、○○ナビの上から順にその業界の説明会を受けた(は?)。
○説明会
コロナの影響もあり、 オンラインが多かった。オンラインは栄冠ナインをやりながら受けていたのだが、要点だけはスクショしとこう。あとの面接で使う。
○適性試験
小学生でも解けそうな算数と中学生国語英語をやらされるので満点を取ろう。SPI風なのは電卓を使えるのでデータ処理が遅いとかじゃなければ余裕。
ゆたぼんは神
性格診断は基本的に自分が受ける業界に合わせたような回答をしよう(例えば営業だったらコミュニケーションが取れる。設計とかだと緻密な作業が得意など)
営業ではなくなおかつ面接で喋れる自信があるならコミュニケーション能力をあえて低くするような選択肢を取るといい。理由は後述。
○履歴書
企業のエントリーシートのパターンもあるがそちらはその形式に合わせて書く。履歴書提出なら学校の履歴書を使えば無難。
履歴書書く前にまず『軸』決めます。この軸というのは自分の強みです。ポケモンでいうメガ枠みたいなもん。
よくあるのは
・リーダーシップがある
・集中力がある
などが挙げられますがこれらは強さ的に言ったらメガデンリュウやメガアブソルぐらいなので軸ではなくサブです。こんなん誰でも言える(他ポケモンでもできる)物なので軸にはなりません。自己PRには書けるけどね。
軸となるのは『自分が常に考えてること』
自分のアイデンティティを示そう。
自分は『無駄なことが嫌い』という一点で構築を組んだ。
例えば
A『私はサークルのリーダーに立ち……〜』
→テンプレすぎてこんなん人事側も見飽きてる。
B『私は無駄なことが嫌いで小さい時から効率化について考えていました。例えば○○○です』
→あまりいないタイプで興味を持ってくれる。
就活は印象に残るゲーだと思っているのでこの軸は企業側が大切にしているものや企業理念に関係するものが好ましく、直接的ではなく間接的に貴社の風土と合っていますといえるようなものがいい。例えばプランナーなら『理論的に考えるのが好き』、メーカーだったら『機械の仕組みが好き』など。
☆志望理由
志望理由の基本構築は
1.業界への興味
2.御社の強みや企業理念の賛同
3.社会貢献の意識
で構成しました。対面構築ぽい。
この形式の利点は面接中により多くの自己PRをしやすいためです。たらたらと理由を言うのではなくここで自己PRもしちゃいましょう。自己PRはさっきの軸を使います。
例
()の中は面接で言えばいい。
1. 業界に興味を持った理由
私は小さい時から機械の仕組みを見るのが好きでした。(例えばですが「遊園地に行った時に景色ではなく仕組みを見たり」「物を分解してみたり」)。この理由から私は○○大学の機械学科に進学しました。私はそこで○○に興味を持ちました。
2.企業理念の賛同や強み
御社は○○のことを○○されているので私はそこに興味を持ち今回志望させていただきました。
3.社会貢献の意識
私は○○に関わることで人の暮らしを支えていきたいと思います。
こんな感じであと少し詳しく書けば
1.理念的齟齬のなさ
2.意欲の高さ
3.御社の独自性を意識する姿勢
4.社会人的意識
を提示できています。それに事実しかないので何に突っ込まれても問題なく、なおかつ面接官の質問も絞れます。
☆自己PR
ここでは先程決めた軸の内容は書きません。軸を書いてもいいのですが、その点しか押せなくなってしまうため偏った人間、強みが少ない人間とみられる可能性があります。
自己PRは
1.自分の強み(結論)
2.今までした経験
3.どのように乗り越えたか
4.どのようにして貴社に役に立つか
英語の論文のように結論から書くとわかりやすいです。面接官的も経験の部分に対して気になってるところや乗り越えた方法などを聞いてくるでしょうが実際経験した事実なので答えるのは簡単で困ることはありません。
☆部活動など
自分は高校時代までバスケをやっていたのでそれについて書きました。ここでも先程決めた軸を使います。
例えば「インハイに出場しました」ではなく「ビデオで実際に自分の様子を見てここを直した方がいいと考え調べ理論的に練習することでインハイに出場しました」みたいな感じで書いた方が昔からこの人はその考えを使っているんだということが相手に意識付けされ「ああ、あの理論的に考えるのが好きな子ね」などと覚えてもらうことができます。成績はどうでもええねん。
☆趣味・特技
無難なものを書きましょう。上で書いたことと共通点があると良き。
○面接の前に
面接のポイントは2つ
1・その企業が欲している存在か?
2・一緒に仕事をしたいか?
☆その企業が欲している存在か?
他分野でどんなに優秀な人間でも企業とマッチしていなかったら落とされます。(たぶん)
なので基本的に面接は履歴書で書いた同じ軸で攻めます。
一番最初に軸を言うことで相手に意識させることができたのでそれを補強していく感じ。
例えば『軸』が『理論的に考えることが好き』で履歴書にないバイトのことを聞かれた時、バイト中理論的に考えることで問題を解決したエピソードなどを言えばその印象はどんどん強固になっていきます。
この軸は企業が興味を持つものや大切なものにしているので、このエピソードを言うだけで言外に私と貴社はマッチしているよ〜ということが言えます。
☆一緒に仕事をしたいか?
これをかなり自分は重要視しました。
面接官は機械ではなく人です。
失礼な態度をとるのはもちろん、一緒に仕事をしたくないなと思ったら採用してくれないでしょう。
面接官の立場に立って
「こいつと一緒に仕事をしたいか?」
と考え、自分が一緒に仕事をしたい存在を思い浮かべて、その人物の演技・仮面を被ります。
あらかじめ軸を決めておく事で面接中に質問などについて考えることは少なくなり演技に集中できます。
ちなみに自分は
『理知的で活発な明るい青年』
を演じました。
↓参考にしました
○面接
面接の基本方針は履歴書で基盤はできているのでそれの補強+違う強みの掲示を取りました。
ほとんど確実に聞かれるのは志望理由と自己PRです。
☆志望理由
構築
1.業界に興味を持つまで(軸の提示)
2.業界への興味
3.御社の強みや企業理念の賛同
4.入りたいという思い
例(vsコンベアメーカー)
私は小さい時から機械の仕組みが好き(軸)だった。・・・・①
例えば遊園地に行ってアトラクションに乗っても景色ではなくレールなどを見ていた。・・・②
そのことから○○大学の機械学科に進学した。
大学時代自分はコンベアに興味を持ち、それに関する研究をしている。・・・③
そかで学んだ力を活かせないかと考え○○をしている御社を見つけた。
そこで自分の力を活かしたい(または成長したい)
これに対する面接官の対応Q.A
①
Q.機械の仕組みが好きとありますがどれぐらい小さい時から好きorどんなことをしていた。
A.小学生の頃から好きで、○○を分解して親に怒られたりもしました
↑軸の強調と少し笑いながら言うことで場を和ませ好感度上げ
②
Q.アトラクションに乗っても景色見てなかったんだ。
A.そうですね。私は遊園地で景色より機械ばっかり見ていて親にどこ見てんのと言われたことがあります。
↑①と同じ、軸の強調と好感度上げ
③
Q.なんで大学時代にコンベアに興味を持ったの?
A.
- 旅行に行った時空港のコンベアで興味を持った
- 回転寿司での配送システムの仕組みが気になった。
↑業界への興味・賛同の理由付け
軸さえ言えてこれぐらいのQ&Aができれば雑でもいい。俺毎回ここ適当だったし。
Q&Aは相手が同意しやすいように広く浅く。共感を得ることで好感度が上がる。
☆自己PR
前述したようにここは軸のことは話しませんでした。後で軸のことはいくらでも後で話せるので唐突な自分語りができるここを活かしましょう。ポケモンでいう裏選出or最後の1枠。
自己PR思いつかないよーーーーーー!って言う人は考え方を変えましょう。
飽き性→様々なものに興味を持つ好奇心旺盛
凝り性→好きなものに集中力を発揮できる
せっかち→素早く物事を判断でき行動できる
呑気→物事を吟味し行動する
欠点に見えるものも言い方を変えれば自分の強みにも取れるので、それがどこで御社で生きるかを言えばいいです。また昔の経験を活かしてもいいです。
例
自分は親が転勤族で何回も引越しして新しい環境に慣れてる。(転勤の経験)
自分は実際に色々なことをやることで様々な経験してきた(エアプは良くない思考)
学科で○○を学んだので○○の側面でも御社に貢献できる。(学業の面)
履歴書+@1で言うといい感じ
☆その他質問
実際に聞かれた質問(Q)に対する上手い対応と注意すべきポイント書いていく
Q.出身は○○なんですね
最初によく聞かれる最大の和ませポイント。ここで肯定の後軽い自虐を入れるのが大事。
例えば田舎で駅まで遠くて歩くんですよねとか都会だったら人が多くて大変とか。
ここで笑ってくれる面接官or実際にその場所を知っている面接官ならば話が弾んでそのままスムーズに終わりまでいく。
Q.長所と短所
これもよく聞かれる。長所は自己PRで用意したやつを使えばいいが、短所は用意してないと難しい。
しかしここで適性試験のコミニケーション能力をわざと低くしたのが役立つ。この質問が来た場合、短所は初めての人と話すときは緊張してしまうと答える。
もし本当に緊張してかみかみで喋れなくても『社会人になって直していきたいです。』でまとめればいいし、もし普通に喋れていて『今日も緊張してるの?』って聞かれたら、『緊張してますが小さい時から少しずつ直してきた成果が出ました』みたいなこと言えば好印象。
もしコミニケーション能力があるって適性試験で出ていてかみかみだったらいい印象求められないが、低くすることによってかみかみでも自己分析ができている、喋れた場合では『全然喋れるじゃん』といった印象を相手に受け付けることができ、プラスのイメージを持たせやすい。実際数社にそのようなことを言われた。
しかし喋れる自信がない人は無難に真ん中あたりにしておこう。
Q.アルバイトについて、それで培ったものなど
これもほぼ聞かれた。上記したが、決めた軸通りに、理論的に考えました〜とか無駄を省きました〜みたいなエピソードを言えば食いつきがいい。
Q.弊社に入ってのキャリアプラン
HPを見てキャラ対しとけばいいだろう。例えば自分は理論的に考えることが好きなので御社の○○の部門で○○をしたいとか言っとけば無難。
Q.挫折失敗した経験
これガチでむずかったので準備しておこう。○○のことがあって○○しましたみたいな感じで、どうやって乗り越えたまで言えるとよき
Q.大学時代頑張ったこと
ゲームばっかりしとったから答えにくかったが、適当にエアプ良くない思考で色々経験したって言えばなんとかなったし受けも良かった。
Q.学生時代頑張ったこと
大学以外のことも言えたので適当に部活のこと言って終わり。ここでも部活中も理論的に考えて練習してました、みたいなことが言えると良き。
時事について聞かれたことはなかったが入社適性試験で出たので一般常識(ODAとかNGOとか)は覚えていった方がいい
そして
一番大事なのは
笑顔
いやまじで、
適切なポイントで笑えればなんとかなる。
打率
9社
内定5/5
最終4/4(選考中と辞退込み)
就活楽しかったし、やはりエアプは良くない
おしまい
↓参考にしました
http://aoisakanana0152.hatenablog.com/entry/2018/02/15/153333
スペシャルサンクス
だだだだだて
○○ナビ×2